1999年〜2001年、ミーヴァトン湖で表面が白いマリモが散らばって存在しているのが発見されました。

4平方メートルにひとつの密度で確認され、マリモの表面の白い部分の厚さは1〜2cmで、内部は普通のマリモの緑色をしていたことが報告されています。
マリモが白くなるこの現象は、胞子(遊走子)を形成・放出した後に残った空の細胞が白く見えることによるものと確認されています。マリモに近い種においても、細胞の中身が全て胞子になって白くなる現象が確認されています。
阿寒湖のマリモとミーヴァトン湖のマリモは同種であることが確認されていますが、阿寒湖のマリモに白いものが現れない理由は、その環境の差による繁殖方法の違いにあると考えられています。また、この白い部分は数年で緑色に戻るようです。[1]マリモ大全|若菜勇
しかし、2001年の後に白いマリモが確認されることは未だに無いようです。[2]Mývatn Research Station Náttúrurannsóknastöðin við Mývatn Árni Einarsson The lake balls of Mývatn in memoriam
2026年現在も白いマリモの出現は確認されておらず、その研究もこれ以上は進んでいません。
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阿寒湖のマリモも一部は白くなる
阿寒湖の大きな丸いマリモでも、その表面の一部が白くなる(灰白化する)現象が確認されています。
これも、マリモ表面の藻が遊走子(胞子)を出して空になった細胞の残り(細胞壁)が白っぽく見えることが理由と考えられています。[3]若菜勇 マリモ大全
しかし、ミーヴァトン湖の白いマリモのように全体が白くなる個体は発見されていません。
おしまい
ちなみに、この現象とは関係ありませんが、マリモが熱によるダメージを受けると表面の一部が白く変色することがあります。

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