阿寒湖の観光船の中で流れてくる曲に「毬藻の歌」があります。ゆったりとした少し物悲しい雰囲気の曲です。
作曲は「八洲秀章」、歌(オリジナル)は日本コロムビア「安藤まり子」、作詞は「岩瀬ひろし」です。
正式な表記は毬藻の歌で、副題がマリモの唄であるとJ-WID(JASRACのデータベース)に記載されています。現在、楽曲の著作権はJASRACにより管理されています。
昭和28年(1953年)に発売されたオリジナルレコードは大ヒットし、その後「芹洋子」、「鮫島有美子」、「九条万里子」など様々な歌手によってカバーが歌われています。
歌詞では、マリモが実際に浮き沈みを起こす現象や物語「恋マリモ伝説」の内容に触れられています。
阿寒湖の湖畔のボッケ遊歩道には、歌詞が刻まれた歌碑が置かれています。ちなみに、その近くには石川啄木の阿寒の山の風景を歌った歌碑も建てられています。
他にもあるマリモをテーマにした曲
マリモでくしろを盛り上げ隊の活動の一環として、フォークデュオ「ヒートボイス」が制作したマリモをテーマとした楽曲に「トーカリップ」があります。
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