マリモの表面が滑らかでまん丸になるためには、マリモを転がす適度な流水が重要であることが知られています。
阿寒湖のマリモが整った球体になれるのは、風による湖水の流れによるものです。
マリモが綺麗な丸になっていく様子
水の流れが起こるクラゲ飼育用の水槽でマリモを約100日間育てた映像が公開されています。
Mossballs in the washing drum after 106 days
初めはガタガタしていたマリモの表面が、100日後には非常に滑らかで綺麗な球体となっています。流水による回転がマリモの球体形状に重要であることがわかります。
まるで展示されているマリモのように表面が綺麗ですね。
マリモを瓶で飼っている場合、水の流れが無いためマリモの表面で伸びた藻がボサボサとしてきます。
時々マリモを取り出して手で丸めてあげましょう。
マリモが転がれる水槽を作ってみよう!
クラゲ用の水槽は国内ではあまりメジャーではなく、購入すると高額になりがちです。
しかし、金魚鉢型の球形水槽と水流ポンプを組み合わせることで、マリモがころころ回転する環境を安価で手軽に作ることができます。実際に水の流れを作った環境で直径約5cmの天然マリモを育ててみました。
初めはボサボサしていた表面も、数ヶ月回転させていると美しい丸になってきました。
この流水マリモ水槽を作るのに使った製品は以下のとおりです。
可愛く転がっている様子は見ていて飽きないので、マリモ観賞をより楽しむためにもオススメです。
まりこもまん丸だも!