マリモは英語圏で MARIMO とも呼ばれますが、別の MARIMO があります。
その MARIMO は球状多孔質ナノ粒子の英語名(Mesoporously Architected Roundly Integrated Metal Oxide)の頭文字を取ったものです。
これは宇治電化学工業株式会社と高知工科大学の共同プロジェクトで作られた、ナノ(百万分の一ミリメートル)単位のマリモです。約5~30ナノメートル程度の金属酸化物が無数に集合してできています。その形状がマリモに似ていることが名前の由来です。[1]平成25-27年度 高知県産学官連携産業創出研究推進事業委託事業に採択されました。 … Continue reading
金属酸化物ナノ粒子球状多孔体は、化粧品、顔料、ナノインク、薬物/遺伝子送達、物質貯蔵/徐放、物質分離、断熱材料、太陽電池、電池電極材、反応触媒、触媒担体 など、多岐に亘る研究分野、産業分野、医療分野等で極めて重要なナノ粒子です。
金属酸化物からなるサブミクロンサイズ 球状多孔質構造体の大量合成と応用 宇治電化学工業株式会社・高知工科大学
このMARIMOを利用した歯科接着剤が、歯のかぶせ物が外れるのを防止する製品として発売されています。
高知県香南市に開発・製造拠点を置く歯科材料メーカー、ヤマキン(大阪市)は、「マリモ」と呼ばれる超極小粒子を配合した歯科接着剤の新商品を発売した。
高知発の超極小粒子「マリモ」配合の歯科接着剤 ヤマキン開発|高知新聞
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