マリモは凍結する冬の阿寒湖の中でも元気に生活しています。
マリモは暑さには弱いですが、寒さには氷点下でも耐えられる性質を持っています。
直径およそ2cmのマリモを24時間凍結させる実験では、マイナス10℃までの低温では生存率が100%という結果が報告されています。
マイナス20℃を下回ると徐々に細胞が死んでしまうマリモが増え、マイナス38℃以下では完全に死んでしまいます。しかし、24時間以内であれば、マイナス20℃の環境にも耐えることができるようです。
寒いのは平気だも!
冬にはチュウルイ島のマリモ展示観察センターにあるマリモたちは湖が凍りつく前に阿寒湖に戻され、湖の中で冬を越します。
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